【おすすめ度】★★★★
麻酔科医ナム・ハヌルは、パワハラ教授の元で必死に働いていたが、うつ病になる。そんなハヌルの家の屋根裏部屋に、医療事故を発端に借金まみれになった元成功者・美容外科医のヨ・ジョンウが引っ越してくる。実は二人は、高校時代の同級生で、1位を争ったライバルだった。人生のスランプに陥った二人が、心を通わせる！？
心に響くドラマです。私はうつ病じゃないけど、適応障害になりました。だからかもしれないけど、数々のセリフが余計に心に響きました。ちなみにうつ病っぽいシーンはあまりありませんが。。まあドラマだからそんなもんか。
ハヌルはすごいと思う。一人でも堂々としてる。それが病院で孤立した原因でもあるのだけど。。。大学病院の世界も嫉妬や競争で大変なんだなって思った。高校時代全国模試で1位を取って、医者になって、順風満帆な人生だったはずなのに、うつ病になってしまったハヌル。人生って何があるか分からないよね。うつ病になる確率は約10％。これは多いのか少ないのか。。
最後にはスランプを抜けた二人。ドラマだからかな。現実世界はこんなに上手くはいかない気がする。病気になると、休職しないといけない。下手したら退職です。貯金との勝負になる。うつ病は再発率も高い。再就職もなかなか難しい。分からない。私が悲観的なだけかも。案外、どんな時でも人生なんとかなるもんかもね。現実志向と希望のバランスって難しいね。生きてくって難しい。ドラマの中で、うつ病の完治とは、幸せになることではなくて、不幸に強くなることって言っていたのが印象的でした。
ハイスぺうんぬんではなくて、”心身ともに健康で長生き”、これが真の人生の勝組って、誰かが言ってたな。
ジョンウのハヌルに対する愛情表現がとっても可愛かった。うつ病、医療事故、エピソードは重いけど、さらっと見れたのは、登場人物たちのキャラクター性かも。お母さん、パダ、おじさんファミリーも良かった。
私にとっては、疲れた時に見たいドラマでした。
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